fukuyomaru.com

「大分を撮る」をテーマに。カメラで魅力を伝えるブログ。

*

D850はどこまで進化したのか?旧機種D810と僕が使っているD610で比較してみる!

      2018/03/09

     

          


ついにNikonの高画素機D850が発売されますね。

旧機種のD810が2014年7月発売なのでおよそ3年ぶりの新作です。

僕は今D610というフルサイズのクラスでいうとエントリークラスの機種を持っていますが、もちろん上位機種に興味や憧れはあります。

D610から見ると全てのスペックで上回っていると思いますが、じゃあD850を買うと満足できるのかを検証してみました。

旧機種であるD810を含めて比較してみたいと思います。

せっかくなので主な機能を以下のように採点してみます。

めっちゃ嬉しい機能:◯

あれば便利な機能:△

どうでもいい機能、マイナス点:×

比較

製品名D850D810D610
発売日2017/9/82014/7/172013/10/19
価格
(2017/9/4現在)
359,640円273,790円136,977円
レンズマウントニコンFマウントニコンFマウントニコンFマウント
総画素数
(有効画素数)
4689万画素
(4575万画素)
3709万画素
(3635万画素)
2466万画素
(2426万画素)
撮像素子35.9×23.9mmサイズ35.9×24.0mmサイズ35.9×24.0mmサイズ
画像処理エンジンEXPEED-5EXPEED-4EXPEED-3
ISO感度64~2560064~12800100~6400
ファインダー視野率約100%(クロップモード時は約97%)約100%(クロップモード時は約97%)約100%(クロップモード時は約97%)
ファインダー倍率
(35mm換算)
約0.75倍約0.70倍約0.70倍
シャッタースピード1/8000~30秒1/8000~30秒1/4000~30秒
連続撮影速度
(マルチパワーバッテリーパック使用時)
約7コマ/秒(約9コマ/秒)約6コマ/秒(約7コマ/秒)約6コマ/秒
測光方式180Kピクセル(約180,000ピクセル)RGBセンサーによるTTL開放測光方式91Kピクセル(約91,000ピクセル)RGBセンサーによるTTL開放測光方式2016分割RGBセンサーによるTTL開放測光方式
AF方式TTL位相差検出方式TTL位相差検出方式TTL位相差検出方式
フォーカスポイント153点/55点/15点51点/11点39点/9点
AFエリアモードシングルポイントAFモード、ダイナミックAFモード(9点、25点、72点、153点)、3D-トラッキング、グループエリアAFモード、オートエリアAFモードシングルポイントAFモード、ダイナミックAFモード(9点、21点、51点)、3D-トラッキング、グループエリアAFモード、オートエリアAFモードシングルポイントAFモード、ダイナミックAFモード(9点、21点、39点)、3D-トラッキング、オートエリアAFモード
AF検出範囲-4~+20EV(ISO 100、常温(20℃))-2~+19EV(ISO 100、常温(20℃))-1~+19EV(ISO 100、常温(20℃))
ライブビューでピーキング表示ありなしなし
フォーカスシフト撮影ありなしなし
ホワイトバランスオート(3種)、自然光オート、電球、蛍光灯(7種)、晴天、フラッシュ、曇天、晴天日陰、プリセットマニュアル(6件登録可、ライブビュー時にスポットホワイトバランス取得可能)、色温度設定(2500K~10000K)、いずれも微調整可能オート(2種)、電球、蛍光灯(7種)、晴天、フラッシュ、曇天、晴天日陰、プリセットマニュアル(6件登録可、ライブビュー時にスポットホワイトバランス取得可能)、色温度設定(2500K~10000K)、いずれも微調整可能オート(2種)、電球、蛍光灯(7種)、晴天、フラッシュ、曇天、晴天日陰、プリセットマニュアル(4件登録可)、色温度設定(2500K~10000K)、いずれも微調整可能
内蔵フラッシュなしありあり
メディアダブルカードスロット
(XQDカード、SDカード)
ダブルカードスロット
(SDカード)
ダブルカードスロット
(SDカード)
背面ボタンイルミネーションありイルミネーションありイルミネーションあり
モニター3.2型TFT液晶モニター(タッチパネル)、約236万ドット(XGA)、視野角170°、視野率約100%、明るさ調整可能3.2型TFT液晶モニター、約122.9万ドット(VGA)、視野角約170°、視野率約100%、明るさ調整可能3.2型低温ポリシリコンTFT液晶モニター、約92万ドット(VGA)、視野角約170°、視野率約100%、明るさ調整可能、照度センサーによる液晶モニター自動明るさ調整機能
モニタータイプチルト式タッチパネル固定固定
Wi-Fi
Bruetooth--
寸法(幅×高さ×奥行き)約146×124×78.5mm約146×123×81.5mm約141×113×82mm
質量約915g(本体のみ)約880g(本体のみ)約760g(本体のみ)

発売日

発売日はD610が1番古く2013年9月です。D850と比べると4年も前になります。

年々進化のスピードが早まっているデジカメの世界で4年という期間はものすごく長いです。

価格:×

出典:D850 – 概要 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング

D850の価格は約36万円と旧機種のD810が発売された当初より高めの設定となっており、Nikonも強気に攻めてきます。

また、D610は約13万円なので3倍近い価格差がありますが、写真の出来栄えも同じように比例するわけではなく、レンズの性能や撮影技術で変わってきます。

それに新たにメモリーカードやらバッテリーグリップやら予備バッテリーなんか買っちゃうと軽く40万円超えますね。

それを考えるなら他の機材のレンズや三脚を充実させたほうがマシ。。

あっスイマセン心の声が漏れました。。。

画素数:△

出典:D850 – 製品特長 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング

旧機種のD810が3635万画素ですらスゲーと驚いてましたが、今回は4575万画素です!

また、D850はローパスフィルターレス仕様です。

D610はローパスフィルター仕様なので、レス仕様がどのくらいスゴいのかは実感できていないですが憧れます!

ローパスフィルターとは、撮影したときに発生するモアレや偽色などを低減させる効果がありますが、解像度まで落ちてしまいます。

そこで4575万画素という性能を最大限活用するため解像度を上げるためローパスフィルターレスにしています。モアレや偽色などは画像処理エンジンなどで低減させているようです。

出典:出典:D850 – 製品特長 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング

また、センサーを裏面照射型CMOSセンサーを採用することで効率的に光を取り入れるようにしています。

ちなみに高画素の運動会ではないですが、ソニーα7RIIは4240万画素、キヤノンEOS5Dsは5060万画素。D850よりさらに高画素で上には上がいるもんです。

画像処理エンジン:△

出典:D850 – 製品特長 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング

D850は最新のEXPEED 5を採用しています。

センサーからの情報の高速な読み取りや自然な階調、クリアーな発色等々、いろいろ特長ありますが、RAWで撮って画像ソフトでホワイトバランスを編集すればどうともでもなります。

ちなみにD610は2つ前のEXPEED 3です。。

ISO感度:◯

D810では常用感度が12800だったのがD850では25600まで上がっています。

暗い場面で三脚が使えない場合はどうしてもISOを上げざるを得ませんが、D610使いの僕にとって、ISO6400までですが実質使えるのが2000~3000くらい。それでもザラつきは目立ちます。

D850が手持ち撮影でどこまでISO使えるか分かりませんが、嬉しい性能アップです。

僕にとって暗いところで手持ち撮影ってあまりないシーンですが。。

ファインダー倍率:×

出典:D850 – 製品特長 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング

実はファインダー倍率が旧機種D810の0.70倍から0.75倍に向上しています。ちなみにフラッグシップ機のD5でも0.72倍です。

出典:D850 – 製品特長 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング

ファインダー倍率とは、ファインダーを覗いたときに見える広さを示すのですが、ファインダー倍率が1であれば裸眼で被写体をみたときと同じです。

ファインダー倍率を上げるには高価な部材が必要となるため、エントリー機やAPS-C機などは低く抑えられています。

連続撮影速度:△

出典:D850 – 概要 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング

D810が約6コマ/秒に対して約7コマ/秒に上がっています。

さらにバッテリーグリップをつけると約9コマ/秒まで連写できるようになっており、動き物を撮りたい人にとってD810はどうしても苦手な分野だったので嬉しい性能アップです。

D5では約14コマ/秒(ミラーアップ)、D500では約10コマ/秒ですので、だいぶ近づいてきましたね。

僕は風景撮影がメインなので、連写速度が上がっても全然恩恵を受けないですが。。

フォーカスポイント:◯

出典:D850 – 製品特長 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング

フォーカスポイントはD810では51点がD5と同じ153点となりより被写体を捉えやすくなりました!

D610では39点。。。ひえ〜。。

AF検出範囲:◯

暗いシーンでのピント合わせに影響するのがAF検出範囲。D810では-2EVだったのが今回は-4EVに向上しています。これもD5と同じです。

ちなみにD750では-3EVなので、上位機種であるD810はこの部分で負けていたのですね。

ライブビューでピーキング表示:◯

出典:D850 – 製品特長 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング

新たに追加された機能ですね。

ピーキングとは、被写界深度を浅くしてマニュアル撮影でピントを合わるときに、ライブビューでの画面でピントが合っている部分を色付きで表示してくれるものです。

フォーカスシフト撮影:△

出典:D850 – 製品特長 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング

これも新たに追加された機能です。

風景写真などで複数枚の写真を全面にピントの合った写真に合成してくれるものです。

内蔵フラッシュ:×

なんとD850では内蔵フラッシュは廃止されました。

まあこのクラスのカメラ使う方なら内蔵フラッシュでは物足りないでしょうし、外部ストロボを使うので問題ないでしょうね。

メディア:△

出典:D850 – 製品特長 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング

今回はXQDカードとSDカードのダブルカードスロットに変更されています。

D5では、XQDカードかCFカードの選択までできちゃいます。

背面ボタン:◯

出典:D850 – 製品特長 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング

D5と同様に背面ボタンにイルミネーションが施されています。

これはあると嬉しい機能ですね。星や夜景の撮影のとき、いちいちヘッドライトをつけてボタンの位置を確認しなくてすみます。

背面液晶モニター:◯

出典:D850 – 製品特長 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング

背面にある液晶モニターがチルト式なっています。しかもタッチパネル!

ローアングルの撮影時にモニターで確認しながら撮るので、ある程度モニターが自由に動かせるのは便利です。

これもD610にはない機能なので憧れます!

また、液晶モニターのドット数も122.9万から236万に上がっており、よりきめ細やかな明るさになっています。

質量:×

重さは915g、D810が880gなので若干重くなっていますが、ほとんど影響のない程度です。

ただどちらにしても重い。。。バッテリーを含めると1kg超えです。

あまりに重いとカメラを持ち出すのが億劫になっちゃいます。やっぱ軽いのは大正義ですよ。

D850は買いか?




採点の結果はこのようになりました。

◯:6コ △:5コ ×:4コ

  • 価格:×
  • 画素数:△
  • 画像処理エンジン:△
  • ISO感度:◯
  • ファインダー倍率:×
  • 連続撮影速度:△
  • フォーカスポイント:◯
  • AF検出範囲:◯
  • ライブビューでピーキング表示:◯
  • フォーカスシフト撮影:△
  • 内蔵フラッシュ:×
  • メディア:△
  • 背面ボタン:◯
  • 背面液晶モニター:◯
  • 質量:×

意外にも◯が1番多かったですね!

それだけD850はふんだんに新機能や従来機能からの性能UPがされている証拠です。

で、結局D850は買いなのか?僕の今の状況から言うと、

 

買いません!

 

理由は、超望遠レンズや超広角レンズ欲しいし、APS-Cのサブ機欲しいし、三脚もグレードアップしたいし、大型のカメラバッグも欲しいし。。。

と、まだまだカメラ以外の機材を揃えたいんですね。も〜まだまだいっぱい欲しいのです!

これら機材を揃えるには数十万円がかかりますからね。ボディ1つに36万円をかけられないです。

D850のカメラとしては、

高画素だし、低輝度でもピント合わせやすいし、連続撮影枚数もアップして動き物だって取りやすくなっているし、背面液晶モニターもチルト式だし、ISOだって25600までイケるし、もう文句のつけようのないくらい性能アップしています。

まあ軍資金が豊富にあれば「買い」でしょうけど。

ボディ以外にもバッテリーグリップ、ストロボ、高画素で容量も食っちゃうのでメモリーカードも新しく買わなきゃってなると、いくらかかっちゃうのでしょう?

おそらく50万円超えちゃいますね。

同じ50万円使うのであれば、先ほどの欲しいものを買ったほうが、自分の撮影機材も揃うし、撮影の幅も広がります。

なので、僕はD850使いの人を見かけたら指をくわえて眺めていますので、そういう人いたら僕ですので気をつけてください笑

※アイキャッチ画像 出典:D850 – 概要 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング

関連記事


 - カメラ ,