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時代はミラーレスか?NikonからSONYに乗り換えるといくらかかるのか試算してみた!

      2018/03/27

     

          


こんにちは、ryuouです。

ミラーレスカメラが登場したのは2008年ですが、今は各社どこでも取り扱っています。

その中で、センサーサイズがフルサイズなのはSONYのαシリーズだけです。

2017年はα9とα7RIIIを販売しており、スペックでもNikonやCanonと比較して遜色ありません。

残念ながらNikonはまだフルサイズミラーレスを販売していないですが、時代はミラーレスということで、αシリーズの概要や特長、そしてNikonからSONYに乗り換えるといくらかかるのか試算してみました。

※CanonはAPS-Cサイズのミラーレスは販売しています。

SONY αシリーズ

α9

出典:α9 | デジタル一眼カメラα(アルファ) ソニー |

αシリーズのフラッグシップモデルα9です。発売日は2017年5月。

一眼レフ業界ではNikon、Canonが二大勢力がある中で、「ゲームチェンジャー」と言われているものです。

画素数は2420万画素、シャッタースピードは1/32000秒、連続撮影速度は約20コマ/秒と爆速マシンです、NikonD5、Canon1D X Mark IIでも1/8000秒、約14コマ/秒といかにα9がずば抜けているのが分かります。

オートフォーカス機能もぶっ飛んでいます。オートフォーカスポイント693点と撮影領域のほぼ全面となる約93%をカバー。

出典:α9 | デジタル一眼カメラα(アルファ) ソニー |

現在では堅牢性、耐久性では2社にまだ敵わないですが、性能では上回っています。

もしかすると2020年東京五輪のカメラ席では3社が並んでいるかも知れません。

α7RIII

出典:α7RII | デジタル一眼カメラα(アルファ) ソニー |

高画素機モデルα7RIIIです。2017年11月発売。

出典:α7R III 特長:圧倒的な低解像度と低ノイズを実現 | デジタル一眼カメラα(アルファ) ソニー |

イメージセンサーは裏面照射型CMOSセンサーを搭載。画素数は前機種と同じ4240万画素ですが、性能では連続撮影速度は2倍UPの約10コマ/秒、瞳AFの検出精度・速度が高まり追従精度が2倍にUP。

出典:α7R III 特長:プロのワークフローの応える高い操作性と信頼性 | デジタル一眼カメラα(アルファ) ソニー |

操作性ではAFボタンが標準に、フォーカスエリアの測距点を素早く移動できるジョイスティックも搭載されています。

また、背面モニターがタッチパネルになり、モニターをタッチしてピントを合わせることができるタッチフォーカスになっています。

僕がαシリーズを買うならこの機種が欲しいですね。

D850はさらに高画素ですが、1kgオーバーと重さがネックです。

α7s II

出典:α7SII | デジタル一眼カメラα(アルファ) ソニー |

高感度モデルα7s IIです。2015年10月発売。

出典:α7SII 特長:圧倒的な高感度&広いダイナミックレンジ | デジタル一眼カメラα(アルファ) ソニー |

他の機種と比べて画素数は1220万画素とかなり抑えられていますが、その分センサーの1画素あたりの受光面積は増えており、ダイナミックレンジが広くなっています。そして最高ISO感度409600と物凄いことになっております。

暗所での手持ち撮影や室内のスポーツ撮影での高速シャッターも難なくこなしてくれそうです。

α7 III

出典:α7III | デジタル一眼カメラα(アルファ) ソニー |

α7シリーズの中でベーシックモデルα7 IIIです。2018年3月23日発売予定。

今月発表されたばかりの機種です。画素数は2430万画素からほんの少し下がって2420万画素ですが、ほぼ同じですね。

フラッグシップ機のα9譲りの693点像面位相差AFセンサーを搭載しており、コントラストAF枠は425点。

また、同じ第3世代のα7RIIIと同じ裏面照射型CMOSセンサーと、新世代の画像処理エンジンBIONZ X(ビオンズ エックス)を搭載しており、連写も約10コマ/秒を実現しています。

それでいて価格は約23万円。α7R III価格は30万円オーバーですからコスパは高いと言えそうです。

SONY αシリーズのメリット!ここがスゴい!

では具体的に僕が気になっているSONY αシリーズのメリットを見ていきましょう!

小さい・軽い

まず、何と言ってもミラーレス最大のメリットは小さい・軽いことですね。

レフ機はカメラ内部にあるレフ(鏡)を、レンズが捉えた景色を反射させて、光学ファインダー通してリアルタイムに景色を見ながら撮影することができます。

ミラーレスはレフがない代わりにレンズで捉えた景色を映像に変換して、電子ファインダーに映します。このことでミラーレスは小型軽量になっているんです。

僕が持っているNikonD610では850g、高画素機モデルのD850なんて1005gと1kg越えですよ。

それに比べてα7R IIIだと657gです。対D610比では約20%ほど軽くなります。

D850を購入するか迷ってましたがこの重さがネックです。。

1人で持ち歩く分にはいいですが、家族で出掛けるとなると色んな荷物が増えるので、できれば軽いほうが良いです。

ただ、ミラーレスでもレンズは意外と軽くなりません。

  • Nikon大三元レンズ重さ〜3470g=14-24/f2.8(970g)+24-70/f2.8(1070g)+70-200/f2.8(1430g)
  • SONY大三元レンズ重さ〜3046g=16-35/f2.8(680g)+24-70/f2.8(886g)+70-200/f2.8(1480g)

瞳AF

出典:α7R III 特長:飛躍的進化を遂げたAF性能 | デジタル一眼カメラα(アルファ) ソニー |

ポートレート撮影の場合は人の目にピントを合わせますが、αシリーズでは瞳を検出してAFしてくれます。

僕自身、風景撮影がメインですが、子どもと公園に出かけたりするときに写真を撮ったりします。子どもなのでじっとしていないですし、瞳を検出してAFしてくれれば撮影もラクになります。

顔がうつむいたときや、屋内の暗いシーン、顔の一部が隠れる場合でも瞳を認識してくれるみたいので、かなり実用的なのではないでしょうか。

出典:α7R III 特長:飛躍的進化を遂げたAF性能 | デジタル一眼カメラα(アルファ) ソニー |

サイレント撮影

出典:α7R III 特長:AF・AE追随高速連写性能 | デジタル一眼カメラα(アルファ) ソニー |

レフ機ではシャッター音を小さくする静音撮影はできますが、レフ機の構造上、物理的にシャッターを落とすのでどうしてもシャッター音は発生してしまいます。

ミラーレスでは電子的にシャッターを切るので、サイレント撮影が可能になります。

これは、αシリーズに限らずコンデジでもできますね。

サイレント撮影のメリットは、野鳥や動物、子どもの発表会、寝ている赤ちゃんなど。

ウチの子も今年から幼稚園に行くので、発表会のときにミラーレスなら周りの人にシャッター音を気にせず撮影に集中できそうです。

ボディ内手ブレ補正

出典:α7R III 特長:圧倒的な高解像度と低ノイズ性能 | デジタル一眼カメラα(アルファ) ソニー |

NikonやCanonにはボディ内に手ブレ補正はなくレンズ側で対応していますが、SONY αシリーズではボディ内に手ブレ補正が備わっています。

α7R IIIでは、5.5段分の補正効果を実現しており、夕暮れ時の暗いシーンや、夜景なんかも手持ちで撮れそうです。

電子ファインダー

レフ機では光学ファインダーを用いており、レンズを通して直接被写体を見ることができます。

電子ファインダーはレンズが捉えた被写体をデジタルデータに変換して映像化するので、実際の状況と若干のタイムラグが発生するというデメリットがあるのですが、電子ファインダーのメリットは、露出補正など明るさをファインダーを覗きながら調整することができるのです。

レフ機であれば、一度写真を撮って明るさを確認しなければいけないので、ミラーレスであれば効率が良さそうです。

ピクセルマルチシフト撮影

出典:α7R III 特長:圧倒的な高解像度と低ノイズ性能 | デジタル一眼カメラα(アルファ) ソニー |

ピクセルシフトマルチ撮影は、ボディ内手ブレ補正機構を高精度に制御することで、イメージセンサーを正確に1画素分ずつずらして計4枚の画像を撮影。専用のソフトウェアで、撮影した4枚の画像が持つ約1億6960万画素(*2)分の膨大な情報から、解像感に優れた1枚の画像を生成することができます。被写体の持つ細部の色や質感、空気感まで忠実に再現できるため、建築物や美術品などの記録・保管用の画像撮影に最適です。

なんかよく分からない言葉が出てきましたが、α7R IIIに搭載されている新機能です。4枚の画像を合成して解像感の高い写真が仕上がりそうです。

SONY αシリーズのデメリット

レンズが高い

SONYのレンズがよく高いと聞きます。ではNikonと比較してどうでしょう。

価格は、価格コムの最安値で大三元レンズ(f/2.8通し)を比較。

 NikonSONY
14-24/f2.8199,800円
---
16-35/f2.8---233,393円
24-70/f2.8225,569円207,381円
70-200/f2.8247,558円256,000円
合計672,927円696,774円

やっぱりSONYレンズのほうが若干お高い結果になりました。ただ、2〜3万円レベルのようですね。それにSONYのレンズが最近発売されたものばかりで、設計は新しいものですので、高くなるのは必然のような気がします。

レンズの種類・本数が少ない

こちらもよくSONYのレンズは種類・本数が少ないと聞きますね。

詳しいデータは分かりませんが、SONYのフルサイズミラーレスで採用されているのは、Eマウントですが、2013年11月にα7が登場して最近ようやく大三元レンズと言われるf2.8通しのレンズが揃いました。

ただ、大三元レンズなんて物凄く高いものですから、なかなか買うことはできません。

そこで、コスパの良いサードパーティと言われるタムロンやシグマのレンズがあれば良いのですが、Eマウントではまだ販売されていませんよね。

唯一、ドイツメーカーのカールツァイスだけでしょうか。僕は星撮影用に明るい超広角ズームレンズが欲しいですがどうやらラインナップにないですね。。

ですので、SONYフルサイズミラーレスを買った場合、レンズの選択肢がすごく絞られて、なおかつ購入コストがかかっちゃいます。

マウントアダプターを購入して、Nikonレンズ資産を活かす手もありますが、安いアダプタだとAF非対応でマニュアルフォーカスなのと、このタイプは旧型のGレンズには対応していないです。

あとパソコンで編集するソフトウェアにはシャッタースピードや絞りISO感度などの記録(EXIFデータ)も非対応です。

AFや手ブレ補正、EXIFデータに対応しているアダプターもありますが、こちらはかなり高いですね。

AF精度も全く同じとはいかないと思いますので、Nikonレンズ資産をフル活用するには制約が多すぎます。

スターイーター(星喰い)問題

この情報はネットで見つけましたが、αシリーズには4秒以上の長秒露出時やバルブ撮影のときに、星がノイズと認識されて除去されてしまう問題があるようです。

【SONY A7】怒りの星喰い現象・4秒から発現との情報 | 天文リフレクションズ編集部 |

最新のα7 IIIでは分かりませんが、2017年11月に発売されているα7r IIIでは改善はされているもののどうも解決はされていないみたいです。

ソニーα7r IIIのスターイーターは改善はしているが解決はしていない – デジカメinfo

星を撮らない人には全然問題のない話ですが、僕のように星を撮る場合は、購入を躊躇っちゃいます。。

マウント乗り換えコスト

では僕がSONYのαシリーズに乗り換えると一体いくらかかるのか試算してみました。

ボディはα7R III、レンズは大三元、小三元の2パターン。価格は価格コムの最安値で千円以下は四捨五入。

現在保有しているNikonのボディ、レンズ資産を全て売却するとして、売却額は、価格コム最安値の半額と仮定します。

大三元レンズの場合

 価格
α7r III33万円
16-35/f2.820万円
24-70/f2.821万円
70-200/f2.826万円
合計100万円

小三元レンズの場合

 価格
α7r III33万円
12-24/f418万円
24-105/f414万円
70-200/f412万円
合計77万円

Nikon資産売却額

 売却額
D610 24-857.2万円
15/f2.82.4万円
24-70/f2.811.3万円
70-200/f47.0万円
50/f1.81.1万円
D5300ダブルレンズキット3.2万円
合計32.2万円

Nikon資産を全て売却した場合30万円前後になると予想。そうすると大三元で揃えると追い銭が70万円もかかりますね。。しかもこれはボディ、レンズだけなので、そこから縦グリやレリーズ、ストロボとシステムを構築するのに途方もないお金がかかっちゃいます。

小三元でも追い銭40万円ほど。SONYからのマウント乗り換えにはかなりの出費が必要と言えそうです。。


まとめ

SONYへのマウント乗り換えを検討してみましたが、デメリットであるレンズのバリエーションや、星撮影での星喰い問題、そして乗り換えコストを考えると、まだNikonを使っていたほうが幸せそうです。

なのでこの際、NikonとSONYの両方持つのもアリかなと考えてます。

ただ、ここでもSONYの機種を買うコストがかかります。。

新機種のα7R IIIが欲しいところですが、画素数は前機種と変わらないのと連写速度は10コマ/秒もいらないので、α7RIIの中古でも買ってお試しで使おうかなんて思っちゃったりしてます。

※アイキャッチ画像は、α9 | デジタル一眼カメラα(アルファ) ソニー |

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