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フルサイズとAPS-Cの比較!一眼レフを初めて買うときの6つの判断基準!

      2018/03/16

     

          


一眼レフを初めて買ったときは、どの機種にするかいろいろと悩んでいた記憶があります。

でも当時はカメラのことは何も分からなかったので、買うときの判断基準って価格が高いか安いかだけで悩んでいて、結局自分が買える価格帯を選んだ記憶があります。

自分が買える価格帯の一眼レフを買うのは間違っていないと思いますが、もっと一眼レフの特徴を知ることが大事だと考えています。

一眼レフには大まかにフルサイズとAPS-Cの2種類に分けることができますが、それぞれに特徴があります。

そこで今回はフルサイズとAPS-Cの比較をして、一眼レフを初めて買うときの6つの判断基準を紹介したいと思います。

画角

出典:デジタル一眼レフカメラの基礎知識 – レンズ | Enjoyニコン | ニコンイメージング

フルサイズとAPS-Cの決定的な違いは画角です。

(大事なことですので字を大きくしました)

画角(がかく、英: Angle of view)は、カメラで撮影される写真に写される光景の範囲を角度で表したものである。

Wikipediaより

これはフルサイズとAPS-Cでイメージセンサーのサイズの違いによるものですが、フルサイズ(36mm*24mm)のイメージセンサーのほうがAPS-C(23.6mm*15.8mm)より約1.5倍大きいです。※キヤノンAPS-Cサイズは22.7mm*15.1mm

写真を写すしくみとイメージセンサーの大きさ

 

出典:D610 – 概要 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング

出典:D5300 – 概要 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング

フルサイズとAPS-Cのイメージセンサーを比べて見ると明らかに大きさが違うのがわかりますね。

自作の絵なのでわかりづらい部分もあるかと思いますが。。イメージセンサーの大きさが違うと写る範囲が変わります。

APS-Cでは画角に対して被写体が収まりきれていないですが、フルサイズでは被写体全体が画角に入っています。

このことから例え同じレンズを付けて撮影したとしても、APS-Cの一眼レフのほうが大きく写し出されることになるので、星や広大な風景を撮る場合は、ルサイズのほうが有利になります。

逆に野鳥や飛行機、太陽、月など遠く離れた被写体を撮る場合は、APS-Cが有利になります。

自分が何を撮りたいかって、まだ一眼レフを持っていない方からしたら分からないかも知れないですが、ココが明確になっていれば、選択肢は絞られます。

ボケ量

一眼レフで写真を撮る醍醐味の1つでもあるのが大きなボケ。

これはスマホやコンデジなどではイメージセンサーが小さいのでボケを表現しにくいです。

そしてより大きなボケを出しやすのはAPS-Cよりフルサイズと言われています。

僕自身も何となくAPS-Cよりフルサイズのほうがボケるよね♫と思ってただけで理由が分からなかったので調べてみました。

まず、ボケができる要素は4つあります。

  1. F値(小さいほうがボケやすい)
  2. レンズの焦点距離(長いほうがボケやすい)
  3. カメラと被写体の距離(近いほうがボケやすい)
  4. 被写体とボケるものとの距離(遠いほうがボケやすい)

「2.」の条件を変えて実際に撮り比べてみます。

焦点距離34mm

焦点距離70mm

2つの写真を比べてみるとボケの対象である写真奥のペンのボケ量が明らかに違いますね。

焦点距離70mmのほうがボケが大きいです。

ボケができる要素「2.レンズの焦点距離(長いほうがボケやすい)」の通り、焦点距離が長い、つまりより望遠で撮るほうがボケやすくなります。

このことからAPS-Cよりフルサイズのほうがボケると言えます。

なぜかと言うと、イメージセンサーの大きさに違いがあります。

フルサイズ(36mm*24mm)

APS-C(23.6mm*15.8mm)

※キヤノンAPS-Cサイズは22.7mm*15.1mm

APS-Cとフルサイズで同じレンズで同じ焦点距離で撮ったとしても、APS-Cのほうが約1.5倍大きく写し出されますので、フルサイズで焦点距離70mmで撮る条件では、APS-Cで焦点距離47mm(70mm/1.5)にしないと同じ条件とはいえません。

よってボケの要素「2.レンズの焦点距離(長いほうがボケやすい)」でフルサイズのほうが焦点距離が長いのでボケができやすくなります。

このフルサイズとAPS-Cのボケの違いについて、studio9さんの記事は参考になりました。

フルサイズはAPS-Cよりボケやすい!はウソだけどホントでもある理由。

画質

画質はAPS-Cに比べてフルサイズのほうが良いと言えます。

これもイメージセンサーの大きさが違うからなのですが、フルサイズのほうが大きいので、光をより多く取り込むことができます。

光を多く取り込めるので、ダイナミックレンジが広くなり白飛びや黒つぶれしにくく、階調豊かな色表現が可能になります。

※ダイナミックレンジとは、簡単に言うと明るさが表現できる範囲の広さのこと。

イメージセンサーが大きいほうが1画素(ピクセル)に対して、より多くの色情報を取り込むことができるということですね。

また、受光面積が大きいとノイズの量が抑えられます。

同じセンサーサイズで画素数が違う場合は、画素数が増えると、1画素に割り当てられる受光面積が小さくなるためその分画質が悪くなる場合があります。

ニコンのフラッグシップモデルD5は2082万画素です。D850は4575万画素で2倍以上の差があります!他の機種もD5以上の画素数を持っています。

画素数だけで画質を語ることはできないのですね。。

サイズ、重さ

 イメージセンサー分類サイズ重さ
D5フルサイズ上位機種約160×158.5×92mm1415g
D850フルサイズ上位機種約146×124×78.5mm1005g
D750フルサイズ中位機種約140.5×113×78mm840g
D610フルサイズ入門機種約141×113×82mm850g
D500APS-C上位機種約147×115×81mm860g
D7500APS-C中位機種約135.5×104×72.5mm720g
D5600APS-C入門機種約124×97×70mm465g
D3400APS-C入門機種約124×98×75.5mm445g

一眼レフってデカイし重いイメージがあると思います。これはコンデジやミラーレスにはどうしても敵わない部分です。

同じ一眼レフでフルサイズとAPS-Cではどうでしょう?

これはAPS-Cのほうに分があると言えそうですが、APS-CでもD500のような上位機種ではフルサイズとあまり変わりません。D7500もD610やD750とほとんど差がないですね。

でもAPS-Cの入門機種であるD5600やD3400だと、明らかに軽いです。D5と比べてみると1/3以下です。

小ささや軽さは大正義と言えます。だってデカくて重いと出掛けるのだって億劫になります。

サイズ、重さを最重要視している方はD5600やD3400がオススメですね。

価格

 イメージセンサー分類価格
D5フルサイズ上位機種555,780円
D850フルサイズ上位機種359,640円
D750フルサイズ中位機種149,750円
D610フルサイズ入門機種104,149円
D500APS-C上位機種169,231円
D7500APS-C中位機種115,836円
D5600APS-C入門機種72,650円
D3400APS-C入門機種45,920円

※2018/2/4現在 価格.comでの価格

一眼レフは昔よりだいぶ安くなったと言われていますが、上位機種になるとまだまだお高いですね。。

ただフルサイズでもD610は約10万ですし、D750も発売から3年以上経過しており、値下がりしています。

逆にD500やD7500は発売からまだ経っていないので、フルサイズの機種より高くなっています。

でもやっぱフルサイズたけーやって思うか、趣味として続くか分からないからまずは安いのから始めたいという方はD5600やD3400がオススメですね。この機種はダブルズームキットと言って標準レンズと望遠レンズがセットになって、レンズ単体で買うよりはお得になっています。

これに単焦点レンズをプラスすれば、ボケボケの写真も撮りやすくなりますよ。

操作性

最後は操作性です。D5600やD3400のAPS-C入門機種はフルサイズに比べて価格が安いですが、その分操作性が劣る場合があります。

例えば、背面にISOやWBのボタンはAPS-C入門機種には配置されていません。

出典:D610 – 概要 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング

出典:D5600 – 概要 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング

背面にボタンがあれば上部にある表示パネルで確認しながら操作できます。

実は最近サブカメラ用でD5300を買ったのですが、操作に慣れないこともありますが、背面にボタンがないことが非常に不便でした。

出典:D610 – 概要 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング

出典:D5600 – 概要 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング

フルサイズは上部に表示パネルがあることで必要な情報は瞬時は把握することができます。

APS-Cだと全ての情報は液晶パネルに集約されているので、情報を得るまでにちょっと手数が増えます。

出典:D610 – 概要 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング

出典:D5600 – 概要 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング

サブコマンドダイヤルは通常、F値の設定に使うものですが、APS-C入門機種ではないので、メインコマンドダイヤルを併用して操作します。これまた慣れないと不便です。。

※APS-Cでも上位のD500やD7500は、フルサイズと同じ操作性になっています。


まとめ

以上、フルサイズとAPS-Cの比較、そして一眼レフを買うときの6つの判断基準でした。

一眼レフを買うオススメとしては、まずAPS-C入門機種を使ってみるのもいいと思います。いきなりフルサイズを買う人はなかなかいないですからね。

D5600のダブルズームキットと35mm単焦点レンズがあれば大抵の写真は撮れますし、バッグやSDカードを入れても10万円ちょっとで済みます。

一眼レフデビューするときに買っておきたい機材7選!あとあと買っておきたい機材10選!

僕も年末にサブカメラ用にD5300ダブルズームキットを買いました。写りはD5600と同じで少し安いです。

カメラは楽しいですよ。朝日や満点の星を見るだけでも幸せを感じます。そして行動もアクティブになるし、季節の変化にも敏感になります。

ぜひ一眼レフで素敵なカメラライフを過ごしてくださいね。(๑˃∀˂๑)♪

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